ぶち込み書庫

読んだ本を記録しています。

累犯障害者 山本譲司

累犯障害者 (新潮文庫) | 譲司, 山本 |本 | 通販 | Amazon

 

知的障害者が当事者の喧嘩に遭遇したんです。ほったらかすと傷害事件に発展しかねなかったので首を突っ込んだのですが……ここでは詳しくは書きません。

すごくモヤモヤしたその帰り道。ネット検索で見つけたのがこの本です。

 

 

筆者が刑務所に入った際、受刑者の中で障害者が多いことと、矯正施設として刑務所が機能していないことを実感したそうです。この本ではいくつかの取材例を紹介しながら、福祉・刑務所・裁判所の問題点を浮き彫りにしていきます。

 

 

ドラマで犯人が包丁を被害者に向けていいなりにしているシーンを、犯人と被害者が友達になったシーンだと理解した知的障害者が登場するのですが、

Amazon.co.jp: ケーキを切れない子どもたち

を思い出しました。

 

生まれつきのろうあ者と日本語を覚えてからろうあになった者の手話に大きな隔たりがあることはこの本で初めて知りました。

 

なんだかまとまりませんが、自分が後から読み返すためのメモですから、これで終わります。